【Percona Live 2017】イベントレポート:Percona社イチ押し!? 監視ツール『Percona Monitoring and Management』

『Percona Monitoring and Management (通称PMM)』は前回のPercona Liveでは1コマほどしか紹介されなかったようですが、今回のPercona Liveでは複数のセッションにわたり紹介されて、Percona社CEO Peter Zaitsev 氏も自らセッションを開いて推していたパフォーマンス監視ツールです。MySQLやMongoDBなどのDBと各エンジンに対応しており、Amazon RDS環境への監視にも対応しているとのこと。

「Grafana ()」というWebベースのダッシュボードソフトを使用しており、レイアウトや監視項目のカスタマイズが可能で、標準の監視項目としてOSのリソース情報と、Percona社のコンサルタントやサポートメンバーが注視すべき項目を集めたというデータベースに関する監視項目が標準で設定されています。

PL_hs1

また、各種グラフの他に指定時間を越えた クエリ(long_query_timeパラメータにて設定)を分析するためのツール(Query Analytics)があり、単位時間でのレスポンス状況や実行計画の確認も可能です。MySQLのパフォーマンス情報(Performance_Schema)と、Percona Serverが出力するSlow Logの情報からもデータを取得して表示します。

PL_hs2

『Percona Monitoring and Management』を実際に使ってみた!

PMMのワークショップに参加してみたところ、導入は慣れてれば15分ほどで、監視だけなら初期設定もほとんど不要でした。WebベースのUIはオープンソースっぽくないCoolさで、グラフのスケールをマウスでドラッグして変更すると、他のグラフも同じスケールに変更されるのですが、それもサクサク動いたのに驚きました。

逆に監視項目にしきい値を設定してアラート通知する機能は、設定できる項目も少なく、例えば複数回以上を検知したらメール通知するといった機能も無いため、監視ツールとしては不足感がありました。また、「PMM-Server」と言われるデータを収集する管理サーバーでは「Prometheus ()」というTime Series Databaseに収集データを入れているようですが、プロセスが継続的にCPUを1core占有するような挙動も見受けられ、複数のDBを監視した場合の懸念も感じました。

とは言え、Monitoringという観点での可視性は高く、Percona社の並々ならぬイチ押し感もあいまって今後の拡張にも大いに期待できるところです。気軽にオンラインデモが確認できますので、是非Coolなインターフェースを体感してみてください。(https://pmmdemo.percona.com/)

PMMに関するセミナーの詳細
MySQL Monitoring with Percona Monitoring and Management ()
Monitoring production environment with Percona Monitoring and Management (PMM) ()
Monitoring MySQL Performance with Percona Monitoring and Management()

『db tech showcase OSS 2017』2017年6月16日-17日@秋葉原 オープンソースデータベースに着目した2日間

文中でもご紹介させていただきました、Percona社 CEO Peter Zaitsev氏が初来日!その他、オープンソースデータベース業界の世界・日本のリーダーが秋葉原に集結します!ぜひお申込みをお待ちしております。

m17_tm4