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【dbts2023 レポート】約30万人の社員が使っているIBMのデータ・AI活用基盤の裏側、教えます

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【dbts2023 レポート】約30万人の社員が使っているIBMのデータ・AI活用基盤の裏側、教えます

こんにちは、プロダクト開発本部の冨山です。
db tech showcase 2023 1日目のC2のセッション「約30万人の社員が使っているIBMのデータ・AI活用基盤の裏側、教えます」のレポートをお届けします。

セッション概要

IBMはお客様のデータ活用を支援するテクノロジーやソリューションを提供する企業であると同時に、自らも事業会社としてデータ・ドリブンな企業への変革を実践しています。その試行錯誤から得られた学びは、多くの皆さまのご参考になるものと考えています。IBMがグローバルに企業全体で推進しているデータ活用の取り組みを定着させるための仕組みづくりなど自社での経験を共有します。

スピーカー名:日本アイ・ビー・エム株式会社 テクノロジー事業本部
Data and AI製品統括
四元 菜つみ様

セッション内容まとめ

IBMでは、AIをどのように業務に取り込み、生産性向上につなげているかについてお話いただきました。AIを用いた営業成績の予測・人事関連の各種手続きをチャット上で行えるようにする・お客様向け情報発信用記事の執筆など、これまで人間が行っていた時間が掛かる業務をAIに代替させることで、生産性向上を図っているそうです。また、AIを用いてキャリアアップ・異動のリコメンドを行っており、AIを導入することで人間が働きやすく、活躍しやすい環境を作りやすくしているとのことでした。

聴講した感想

AIで営業の成績を予測させ、それを超えるように業務を行わせ、その予測精度が誤差1%というのは非常に驚きました。また、AIチャットと業務アプリとの連携を行い、AIチャット上での休暇申請を行えるようにしており、24時間365日いつでも対応が可能というのは人間にはないAIの強みを活かしており、参考にしたいと思いました。特に、お客様向け情報発信用記事をAIに執筆させ、そのクリック数が人間執筆の記事と有意な差が無いことに非常に驚きました。

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